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ドローン撮影の前に各パーツを知っておこう

ドローンのパーツ

ボディとスキッド

ドローンのパーツ 写真

基本中の基本となるのがボディで、これがなければどうにもならない程重要な のは実物をご覧にならなくてもわかるでしょう。 いわば本体でここに必要なパーツをいくつか取り付けていくことで、空中を飛び回る ドローンが完成するのです。 翼だけあっても飛べませんしモーターしかなければやっぱり飛べません。 各パーツを支える土台となるのがボディなのでこれ抜きではお話にならないのです。 これ自体には大きな性能の違いはそうないかもしれませんが、どのようなパーツを 取り付けられるかはボディ次第なのであまり適当なものを選ぶわけにもいきません。 またボディを支える脚と完全に一体化しているものもありますが、その場合は とても頑丈な印象を与えることになるでしょう。 発着陸する時にめざましい活躍をするドローンの脚はスキッドと呼ばれます。 そこそこ大きな力が掛かるのであまり丈夫でない素材だったり、本体の重量を 支えるには細すぎるスキッドでは不安になってしまいますし、接続部分もガッチリ していないと着陸時の衝撃でポロリと取れてしまいそうになります。 でもボディとスキッドが一体化されていれば、相当大きな負荷がかからなければ 取れてしまうこともありません。 ポッキリ折れてしまうことはあるかもしれませんがそれは一体型でなくても起こり そうな事故ですし、少なくとも接続部分から剥がれ落ちてしまうことはないので、 見た目も実際に飛行させた場合も、このほうが丈夫と感じられるでしょう。



バッテリーとモーター

ドローンはラジコンと同じようにバッテリーから電力を供給されてモーターを 動かすのですが、ラジコンよりも繊細なバッテリーが多いので丁寧に扱わなければ 事故や故障の原因になるので気をつけましょう。 一般的にはリチウムポリマーバッテリーが使われておりますが、そこはあまり詳しく なくてもいいかもしれません。 ドローンやラジコンを販売しているショップで「こんなことに使うためのバッテリー を探しているのですがどれがいいですか?」とスタッフに尋ねれば、まず正解の 品を提供されるでしょうから安心して尋ねましょう。 購入時には充電器もセットになっているか、もし別売りなら買っておかないと 困るでしょうからこちらもお忘れのないように。 電力を供給されるモーターはプロペラ1枚につき1つが基本で、複数のモーターを 搭載することになるでしょう。 プロペラは3枚〜8枚が多いのでこれも参考にして下さい。 モーターが多いほど消費電力は大きくなるので連続して飛行できる時間にも大きく 関わってきますが、そのあたりのことを制御するESCも頼りになります。 これはモーターの回転数を最適な状態に制御する装置で、これが素晴らしいものなら 消費電力を少なく調整してくれます。 この場合の最適とは省エネである、と捉えてください。



プロポ

プロポとは送信機のことで、ラジコンを所有している人ならすぐに分かるでしょうが それ以外の人はあまり聞いたことのない単語かもしれません。 ようは操作の信号を送ってドローンをコントロールするリモコンです。 手に持ってしっくりくる、それなりに安定感のあるタイプのほうが操縦していると 実感しやすいかもしれませんが、最近ではスマートフォンにアプリをインストール して代用することもできますので、予算に応じてつかいわけるのもいいでしょう。 ちょこっとだけ飛ばすのならスマホでササッと、みんなと一緒に競うように飛ばす 時には立派なプロポを使う、といった具合にです。 いうまでもなくスマホを使うよりもプロポを買うほうが出費は大きくなるので、 初級者のうちはプロポを我慢する、というのもありです。 次にプロポからの信号をキャッチする受信機ですが、こちらはドローンに取り付けて 使うことになります。 マッチングさせた両者間で信号をやりとりし、操縦者の意のままにドローンを 空高くまで駆け巡らせるのです。 そんな失敗はしないでしょうが、もしも受信機をつけないままドローンを飛ばそう としてもこちらからの命令を受け付けてくれませんので動かすことはできません。



バナースペース