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知っておくべきカメラ以外のドローンパーツ

その他パーツ

GPS

その他パーツ 写真

カーナビゲーションシステムで御馴染みのGPSはドローンの運用にも欠かせません。 これは簡単に説明すると、今現在どこにいるのかを把握するのに使われる装置で、 操縦者からは見えない位置にいてもこれさえあればドローンがどこを飛んでいるのか がわかる素晴らしい装置です。 ラジコンなら操縦者から見える範囲内で移動させることがほとんどでしょうが、 ドローンの場合はそうではありません。 時には人間が行けないような場所にもぐりこむように進むこともありますし、 常に位置を目視できるとは限らないのです。 そんな時に本体がどこを移動しているのかわからないのは困りますし、勘に頼って 操作してはロストしてしまう危険もあるのですが、GPSがあればそれを回避して くれるので運用方法によっては絶対に必要になる機能でしょう。 これ無しで遠くまで飛ばしたり、視界の悪い中操縦するのはとても危険な行為です。 目を閉じて森の中を散策するようなもので、枝にぶつかったり幹に衝突したりも するでしょうし、クマに出会っても襲われるまで気付かないでしょう。 晴れの日に広場で飛ばすだけと、ラジコンの延長で遊ぶ分にはGPSは不必要かも しれませんが、ドローンらしく使うのなら不可欠です。 また一度これを使って操縦したら、もう無しではいられないほど便利に感じる人が 多いのもここで伝えておきましょう。



制御・センサー

ドローンを制御しているパーツはとても多くの種類があります。 どれも安定した飛行のためには欲しいパーツで、性能は値段に応じて各種市販 されているので、重視したい部分には高い物を選びましょう。 本体が空中でも傾かないようにしているのがジャイロで、これが傾きを検知したら すぐさまドローン本体の向きを修正してくれるようになっています。 傾いたままではまっすぐ飛べませんし、そのうちどこかに衝突するかもしれません。 なのでわりかし重要な制御なため、ほとんどの製品には最初からこれは付いてます。 他には気圧センサーも大切で、どれほどの高度にいるのかを知るにはこれを使います。 平面を移動するだけではなく3次元、空中を移動するのでなければ困ります。 しかもわりと高い位置まで上昇することも多いので、目的地へ正確に到着するには 現在の高度を知らなければなりません。 自分の手元へ戻すときは目で確認しながらならなんとかなるでしょうが、ビルの 隙間を縫って、なんてルートを通る時には高度は重要な意味を持ちます。 次にドローンの速度調整に使われるのは加速度センサーとなります。 ドローンのスピードをこれによって知ることで、もっと加速すべきか、あるいは 減速すべきかを判断します。 また速度を知ることでこのままならどれほどの移動距離になるか、といった計算も 可能になりますし、ルートを決めていての運用なら結構重要な情報を得るツール ともなります。



予備バッテリー

屋外でドローンを操作するとき、軽いトラブルなら予備のパーツを用意しておけば すぐに交換して続行することができるので、頻度を考えていくつか準備しておくと いいかもしれないと先輩方はアドバイスしてくれるでしょう。 最もありがちなのはバッテリー切れなので、予備バッテリーをいくつか持ち歩くと ドローンと一緒にいられる時間が長くなって嬉しいです。 趣味で飛ばすタイプですと30分もすればたいていのドローンはエネルギーが切れて しまうので、3〜5つあると安心していられます。 なら最初からバッテリーをそれだけ本体に積んでしまえばいいじゃないか、という 発想もありますが、そうすると重い荷物を運びながら飛ばすことになるのでバッテリー の消費はやっぱり早くなってしまいます。 自動車でいうと給油の回数を減らしたいから大きなガソリンタンクを積むような ことで、1キロリットルの容器にガソリンを入れて引っ張りながら走行するなら きっとしばらくは給油しなくても済むでしょうが、燃費は相当悪くなります。 ですからエネルギーをたくさん積めばいい、と単純に考えてはダメなのです。 それよりもスムーズに交換してすぐに飛ばせる体勢を整えましょう。 次に使われやすい予備パーツはプロペラになるでしょうか。 念のためこれもいくつか用意しておき、もしもぶつかって曲がったり割れてしまった 場合にはすぐに交換できるようにしておくといいかもしれません。



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